看護学生のひろば

看護学生のひろばNURSING STUDENTS

看護学生

私たちの病院・診療所では、地域の皆さんとともに、親切でよい医療とは何かを常に考え、誰もが安心してかかれる医療を目指して活動しています。
患者さんの問題を解決するために、様々な職種が共同で取り組んでいるチーム医療もその特徴の一つです。

民医連の看護

(全日本民医連看護委員会「民医連のめざす看護とその基本となるもの~民医連の看護の継承と発展のために~」より)
患者の見方・とらえ方-対象としての患者をどのように見るか、とらえるかという基本となるものです。

患者観
いのちの平等と
個人の尊厳
人間観
変革し発達する存在
疾病観
生活と労働の視点
医療観
患者・住民と医療従事者の
共同のいとなみ

民医連看護の視点・優点

民医連の看護の実践の基本となるものです。

民医連看護3つの視点
1.患者の立場に立つ
2.患者の要求から出発する
3.患者と共にたたかう
民医連看護4つの優点
1.総合性と継続性
2.無差別性
3.民主性
4.人権を守る運動

卒後研修

1年目 はじめての臨床で基礎的看護技術を身に着ける大切な1年です。
「人間観」「患者観」を重点的に学びます。
6ヶ月研修(10月) 悩みを出し合い、看護師として働き続ける自信と喜びを確認する。
患者さんの要求の意味をしっかりとらえる。
1年目研修(2月) 1年間を振り返り、まとめと今後の課題を明確にする。
「人間観」「患者観」について確認し合う。
2年目 「人間観」「患者観」をさらに深め、より高い技術を身に着ける時期です。
また、患者を生活と労働の場でとらえる「疾病観」について学びます。
2年目研修(1月) 社会的背景から患者をとらえて疾病観を学ぶ。
医療を取り巻く情勢を知る。
3年目 看護の専門家として安定した力を蓄え、リーダーシップを発揮する力を準備する時期です。
民医連看護を支える「医療観」を学びます。
3年目研修(3月) 総合的な視点から事例をまとめ、自らの看護観を語る。
3年間の研修を振り返り、中堅として主体的に行動する。
  • 卒後研修
  • 卒後研修

実習・見学のご案内

群馬民医連の病院では、看護学生のみなさんの看護体験や見学を受け入れています。

体験できること(一部)

看護技術の見学・体験
血圧測定 清潔援助 患者さんとコミュニケーションなど
地域に根ざした医療・看護
訪問看護師に同行 訪問診療に同行
チーム医療
看護師だけでない他職種の役割を見学・体験
  • 実習
  • 実習

奨学金制度

群馬民医連・医療生協の行事・企画を通して、学校では学ぶことのできない医療・看護に触れる機会が沢山あります。また群馬県内だけでなく、関東甲信越にわたる奨学生同士の交流や企画があります。

①病院看護体験
将来働くことになる病院で、どのような医療・看護を行っているのかを実感できます。自分が看護師になった時のイメージも持ちやすくなるでしょう。
②北関東甲信越地協NEF(Nurse Egg Festival)
関東甲信越の看護学生が集まり、学習に取り組みます。レポートを持ち寄り発表し合い、グループで討論・意見交換することで、さらに学びを深いものにします。 レクリエーションや交流会を通して、看護職を目指す多くの人と触れ合い、励まし合います。
③奨学生合宿
春休み期間中に、看護奨学生合宿を行っています。NEFに向けての話し合い、普段なかなか行えないフィールドワークなどをおこなっています。