小児科コース

小児科後期研修プログラム 日本小児科学会専門医資格取得 小児科医育成コース

基本理念

イラスト小児科専門医として求められる「基本的診療能力」と地域医療に必要な「プライマリヘルスケア」について理解し実践出来る能力と、「生涯学習」を行っていくために必要な能力を獲得することを目的とする。また一人の小児科医としての人格を涵養し、チーム医療の実践と共に子供の人権を大切に出来る医師の養成を目指す。

プログラム全体を通して獲得目標

一般目標 GIOs;General instructive Objectives

  • ○一人の医師として、小児科専門医として、小児医療を適切に行うために
    習得すべき知識・技能・態度を身につける。
  • ○日本小児科学会が認定する小児科専門医の取得を目指す。

行動目標 SBOs;Structured Behavioral Objectives

  • ○正常小児の成長・発達に関する知識を習得する。
  • ○小児の代表的疾患を理解し、これを経験する。
  • ○小児医療に関するCommon Diseaseを経験し、
    外来治療・入院治療の適応の判断を適格に行うことが出来る。
  • ○適切な病歴聴取・診察・臨床検査等により適切な診断を行い、
    患児の状態に応じた治療計画を立て、実行出来る。
  • ○年齢に応じた患児や保護者との関わり方を理解し、良好な関係を築くことが出来る。
  • ○必要に応じて他の医師やコメディカルスタッフ、他の医療機関と連携して
    チーム医療が実践出来る。
  • ○児童福祉法、母子保健法、公費負担制度などを理解し、これを活用出来る。
  • ○常に自己研鑽に努め、種々の医療・医学情報を取り入れ新しい知識の吸収に勤める。
  • ○臨床研修に携わりその成果を発表出来る。(学会・研究会・論文)
  • ○研修期間中に身につけるべき具体的事項は、日本小児科学会が定める
    小児科専門医の到達目標に準ずる。
    (専門医資格取得のための:小児科医の到達目標 改訂 第5版.日本小児科学会雑誌.2010: 114: 765-804)

プログラム概要

日本小児科学会が認定する小児科専門医の取得を目指す。専門医取得に必要な症例は、県内他施設での研修も合わせて蓄積する。また、研修修了後は引き続き当院の常勤医として勤務することが可能である。

プログラムを履修する期間 初期臨床研修修了後3年間
募集定員 各学年2名迄
後期研修医の
身分・処遇・福利厚生
群馬中央医療生協常勤職員とし、規程に準ずる
健康保険・厚生年金・雇用保険・共済制度あり
休暇 4週7休制、年次有給休暇初年度10日、夏休み3日、年末年始休暇5日
その他慶弔・産休育休など当法人常勤基準に準ずる
時間外勤務 夜間外来・病棟業務において残業あり(残業代別途支給)
日直・当直 日直2回/月 、当直3~4回/月 (日直当直代別途支給)
住宅手当支給 13,000円/月額
医師賠償責任保険 当法人にて加入
学会参加 年間20万円まで補助あり

プログラムの特徴

かかりつけ機能、継続的かつ包括的な医療の提供
当院はかかりつけ機能を持ち、普段の外来診療から入院診療、退院後のフォローアップまで継続的な医療を提供することを重要視している。また、Bio-Psycho-Social modelに基づき患児の疾患のみならず、家族背景を含めた精神的、社会的背景も視野に入れた医療を提供することを重要視している。
県内指折りの外来患者数
小児科の1日平均外来患者数は約86人(2011年度)。かかりつけの患者から初診患者、紹介患者、慢性疾患患者まで幅広い外来診療を行っている。
救急医療
前橋市の医療システムとして、夜間や休日の小児二次救急輪番を、当院を含む市内4病院で担当している。一次医療機関からの紹介患者や救急車を含む急患を受け入れている。また、休診日でも救急外来を開設しており、随時急患の受け入れを行っている。
夜間外来の開設
月曜から金曜まで毎日16:45~18:30の受付で夜間外来を開設しており、日中受診できなかった患者さんへの診療を提供している。医師1人あたり週1~2日を担当している。
県内他施設での専門研修
3次医療・専門医療については、群馬大学医学部附属病院または群馬県立小児医療センターで研修を行う。週1単位程度の外部研修を選択することも可能である。
周産期医療
当院産科と連携し、新生児医療も行っている。
母乳育児支援
国連児童基金(UNICEF)と世界保健機関(WHO)の共同宣言である「母乳育児を成功させるための10カ条」(1991年)を実践し、母乳育児支援を推進している。
ヘルスプロモーション
乳児健診、予防接種外来を担当し、発達相談やワクチンスケジュールのマネージメントができることを獲得目標として重要視している。また、医療生協の病院として、地域・組合員とのつながりを生かした病院外での学びの機会もあり、組合員主体の健康づくり活動への参加、子育て世代への支援活動、地域・組合員向け学習会の開催など、「地域まるごと健康づくり」を意識した保健予防活動にも積極的にかかわることができる。
クロスオーバー研修、他科後期研修医との学びの共有
当院は群馬県で唯一(2012年度現在)の日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療後期研修プログラムを有しており、クロスオーバー研修が可能である。後期研修医同士だけでなく、学びの場は診療科を超えている場面も多く、病院として学びの場を共有する風土を重要視している。また、診療科別の垣根が低く、医局も診療科毎に分かれていないため、他科へのコンサルト・日常的な相談のしやすい環境である。
専門医である以前に医師であることとして
生涯学習、チームマネージメント、初期研修医/スタッフ教育、EBM、患者教育、IT活用、ヘルスプロモーション、タイムマネージメント、ライフワークバランスなど、専門医である前に医師として大切なコンピテンシーを教育プログラムに取り入れており、重要視している。
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