とことん実践シュギ(手技)
当院の研修は、とことん実践主義です。当院では手技技術の向上のため1回でも多くの手技を行い、経験を積むことを重視しています。
積極的に実践することで治療に主体的に関わり、チームの一員として責任感の養成にもつながっていきます。
重要な手技は、経験回数がひと目で研修医・指導医にわかるよう手技リストを掲示し「見学」「成功」「失敗」の印を付けて手技技術の向上に努めています。
このほか、研修医が経験すべき症例が発生した際はレジデントコールを発動し、患者の病態変化や救急車対応に率先して取り組んでいます。
2018年度初期研修修了者の実施平均
厚労省指定 経験すべき必須88症例 到達度92.9%(82症例/88症例)
CV(内頚) | 15.8回以上 | 腹腔穿刺 | 6.6回以上 |
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CV(鼠頚) | 14.8回以上 | 腰椎穿刺 | 10回以上 |
CV(鎖骨) | 2.6回以上 | 骨髄穿刺 | 2.2回以上 |
気管挿管 | 23回以上 | DCショック | 5.4回以上 |
胸腔穿刺 | 8.8回以上 | トロッカー | 4.6回以上 |
重要手技リストの活用で手技経験数が一目瞭然
重要手技リストは医局内に掲示し指導医・研修医が実施状況を把握